探偵初級講座

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その他聞込

 犯罪裏面調査で盗難などによる調査依頼を受けた場合は、その品物の特徴や写真を持って質屋を廻って「このような品物を入れた方いませんか」と聞いて回ります。
 犯人は、品物を持っていても仕方が無いので、手っ取り早く現金に変える為に質屋に行って現金を手にしているかもしれません。
しかし、質屋にも質入れした人が誰かを言ってはいけないという秘密保守の義務がありますので、「はい、そうですか」と直には教えてくれません。
 そこを、何とかお願いして、盗難品であるという事を説明して教えてもらうようにします。
どうしても教えてくれなければ、依頼者に警察へ同行してもらい、質屋にそれらしき品物が質草として入っている事を説明して、捜査してもらいます。
 しかし、盗難の手口を見て、その品物だけが無くなっているのでしたら犯人は、その品物が欲しかったのかもしれませんし、常習犯らしき人物の鮮やかな手口であれば、質屋に入れるなどという間の抜けた事はしないでしょう。
 素人であろうと判断した場合は、質屋に聞込みを掛ければ良いでしょう。
 最近、全国ネットを持つピザの宅配店などでは、コンピューターに顧客リストを入れており、注文を受ける時に電話番号を言えば良いだけになっている所もあります。
 これを利用して、マル被の電話番号が判っているが、住所地が判らない場合は、マル被が一度でもそこのピザを注文した事があれば、コンピューターに入力されていますので、マル被の局番地域担当の宅配店に電話をして、マル被の電話番号を言えば良いのです。
 そうすると、直に「・・町・・丁目・・番・・号・・さんですね」と返って来ます。
これで、マル被の住所地が判った訳ですが、ここで注文してしまってはいけません。
 マル被宅にピザが届いてしまい、「誰が注文したんだろうか」という事になってしまいます。
ピザの宅配店が、マル被の住所を言った時に、「あれ、違いますよ、あっ、電話番号間違えてるかも、もう一回掛け直します」と言って切れば良いでしょう。
 また、マル被の電話番号を言っても登録されていなければ「また掛け直します」と言って切れば良いでしょう。

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