探偵初級講座

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十指指紋法

 指紋照合の手段としては、警察などで採用されている「十指指紋法」があります。
 指紋の分類は、先ず波の形になって、二度と始まった所へ戻らない「弓状紋」、馬の蹄の形をした「甲種蹄状紋」「乙種蹄状紋」、指の中央で渦巻や輪になっている「渦状紋」の4状型に分けて、弓状紋に指紋価1、甲種蹄状紋に指紋価2を与え、乙種蹄状紋は、出現率が高いので、隆線数の多少によって4類に分け、それぞれ指紋価3、4、5、6を与えます。
 渦状紋は、単純な渦状、環状を呈するものの他、一見、蹄状紋的外観の有胎蹄状紋、二重蹄状紋、双胎蹄状紋、さらには種々の変形紋がありますが、分類上では、左右の三角になっている相互関係より、上に流れている上流渦状紋、中間の中流渦状紋、下に流れている下流渦状紋の3種類に分け、それぞれ、指紋価7、8、9を与えます。
 以上の指紋価を、示指(人差し指)、中指、環指(薬指)小指、拇指(親指)の順に並べて、5桁の数字にします。これを指紋番号と言います。
 日本では左手、英米では右手を基準指としており、以上の如く、指紋を分類しているのです。
 現場での指紋検出法は、アルミニウム粉末法、硝酸銀法、ニンヒドリン法、ヨード法等が、それぞれの場合によって使い分けられております。

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