探偵初級講座

149、結婚調査3

相手の交友関係ですが、必要であれば、マル被を尾行する事も行なわなければいけません
 いつも、マル被の帰宅が遅い。うわさで社内の人と不倫しているらしい。
等の情報を得たら、やはり尾行が一番です。
 聞込みでは、その証拠を得る事は出来ません。
しかし、マル被の過去の恋人まで割出す必要はありません。
「マル被が、過去の悪い恋人に振られて暫くの間、仕事も手に付かなかった。半年程してやっと立ち直り、最近ではそれを忘れたかのようにバリバリと仕事している。」
 等と言う情報を得た場合は、わざわざ依頼者に報告する必要はありません。
これは、議論を呼ぶ問題になってしまいますが、探偵には、事実を正確に依頼者に報告する義務があります。
 しかし、知り得た事実を総て依頼者に報告する必要はありません。
依頼事項のみを調査して報告すれば良いのです。
 但し、マル被の過去の恋人も調査して欲しい、という依頼でしたら報告の義務がありますが、この場合は、結婚するかしないかの、マル被にとっても人生の重大な交差点に立たされている事を忘れてはいけません。
 探偵にとって、マル被とは犯罪を犯したり、道徳的に許す事の出来ない人物だけではないのです。
ましてや、結婚調査に関しては特に善良な人物をマル被として調査の対象にしなくてはいけない事もあるという事を知っておいて下さい。
 貴方の、些細な一言により、善良な市民であるマル被の人生が大きく歪んでしまう引金にさえなり得るという事を認識して下さい。
 探偵とは、一人の人物の将来をも変えるだけの信頼を持った職業である事をここで再認識して下さい。
 相手の過去の賞罰ですが、マル被が過去にスポーツを行なっていて、大会などに出場したり、勤務先で功労賞を受けたりした事があれば、それらも総て記載しておけば良いでしょう。
 次に、相手の家族状況ですが、両親及び兄弟姉妹の勤務先と最終学歴は、最小限必要です。
そして、依頼事項によっては、両親の性格や勤務先状況、前科前歴、等も必要となる事もあります。
 また、祖父母の代まで調べて欲しいと言う依頼もありますので、最初に依頼料金と依頼希望事項と照し合せて、最初に父母の代までの調査か祖父母まで遡るのかを決めておかねばなりません。

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