珍事件手記
4話 サービス

依頼者は若い男性で、結婚を前提に付き合っている女性が居るが、両親に話したところ「調べてから結婚しなさい」と言われたらしい。
私は、その女性を尾行した。
その女性は、非常に短いスカートを着用しており、階段を昇る時に後ろから尾行していると、下着がチラチラと見えるくらいであった。
しかも、長くて美しい足の持主で、本人もそれを自慢したいので、短いスカートを着用しているのであろう。
私は、依頼者へのサービスのつもりで、女性が階段を昇っている写真を出来るだけローアングルにて写真撮影した。
 女性の身上、身辺、経歴、職業、性格など、何を取っても申し分のない女性であることが判明し、このような女性と結婚できる依頼者が羨ましいくらいであった。
 私は、調査報告を手渡し、申し分のない女性であることを伝えた。
しかし、依頼者の母親が、この結婚に反対し出したのである。
 私が提出した調査報告書の写真を見て、
「こんなに短いスカートで外に出る節操のない女性は、嫁に相応しくない。」
との理由であった。

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