探偵学校初級講座「尾行の連携」

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尾行の連携
 マル被が先導している調査員1の方向を注視しているようであれば、両手を後ろに組むなどの合図を後尾の調査員に送り、わざとマル被のすぐ横を通り過ぎ、マル被の目を見て頭を下げるなどしてマル被の注意を引き付けておくようにして、その間に後の調査員が態勢を立て直すのです。
 マル被に注視されているのに目をそむけたりすると「怪しいやつだ」と思われます。
注意を引き付けた調査員は、直にその場を立ち去るのでは無く、マル被の前を歩き、出来るだけマル被が行きそうな方向を選んで歩きます。
 例えば、駅の方向に向かっているのであれば、駅まで一番近い道を歩き、駅が無ければ周りの通行人の流れに従って歩けば良いのです。
 そうすることによって、マル被の注意を少しでも先導していた調査員に向けさせることが出来ます。
これらの調査員の行動は、リーダーを決めておいても実際の調査現場ではリーダーが常に合図を送ることが非常に難しく、合図を送るということは尾行発覚の危険性が高くなり、付近を通行している他人に合図を見られると、その人がマル被に「後を付けられていますよ」などと忠告されたりすることも有ります。
よって、合図は必要最小限に留めなければなりません。
また、通行中の他人にも合図であることが解らないような方法を取らなければなりません。
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